熱中症についてまとめました。

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今年は非常に暑い日が続いています。熱中症についてまとめました。熱中症とは、暑さで起こる様々な不調の総称です。日本救急医学会「熱中症診療ガイドライン」によると、気温が高い、湿度が高い、風が弱い、日射が強いなどの暑熱環境にいる、あるいはいた後に、症状として、めまい、失神、立ちくらみ、生あくび、大量の発汗、強い口渇感、筋肉痛、筋肉の硬直、こむら返り、頭痛、嘔吐、倦怠感、虚脱感、意識障害、痙攣、せん妄、小脳失調、高体温等の諸症状を呈するもの、と熱中症は定義されています。ですので、実は、熱中症かどうかを診断する検査というのはありません。状況と症状から臨床的に診断します。熱中症の治療の基本は、水分補給、安静、冷却です。意識がはっきりしていて、経口で水分摂取が可能であれば輸液は不要です。経口補水液、市販のもので構わないので塩分と水分の両者を適切に含んだもの(0.1~0.2%の食塩水)を摂取しましょう。熱中症の症状、熱中症の診断、熱中症の治療、熱中症の予防についてまとめました。また、熱中症の特効薬はありませんが、夏場の体調不良に対して、様々な漢方の処方があります。清暑益気湯、補中益気湯、六君子湯、五苓散をご紹介しました。


 

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