2017/12/1(金)からビラノアとデザレックスの長期処方が可能になりました。

 

眠気のほとんどない抗ヒスタミン薬、「ビラノア」と「デザレックス」が2017/12/1(金)から長期処方が可能になりました。新薬は最初の一年間は2週間までという処方制限の決まりがあるのですが、このたび、一年経過し、2週間の処方制限がなくなりました。抗アレルギー薬、特に抗ヒスタミン薬は眠気の副作用が常に問題となりますが、ビラノアとデザレックスは眠気がほとんどないのが特徴とのことです。事実、私もアレルギー性鼻炎持ちなので、両方試してみましたが、確かにほとんど眠気は感じませんでした。

・ビラノア(ビラスチン)、抗ヒスタミン薬というグループの抗アレルギー薬です。一日一回、空腹時に内服です。即効性がウリとのことです。大鵬薬品、MeijiSeikaファルマという製薬メーカーの薬です。

・デザレックス(デスロラタジン)、同じく抗ヒスタミン薬です。クラリチン(ロラタジン)という薬の改良版で、代謝活性体のみを製剤した薬剤です。一日一回、特に食事の影響を受けないのがウリです。MSD、杏林製薬という製薬メーカーの薬です。

若干マニアックになりますが、ビラノアとデザレックスの二つの違いを考察したページがありますので、どうぞご参考ください。

http://www.fizz-di.jp/archives/1061423534.html

https://minacolor.com/parts/17/articles/4122

ちなみに、「ルパフィン」という新しい抗アレルギー薬も出ます。抗ヒスタミン作用に加えて、抗PAF作用と言って、炎症、血管拡張、気管支収縮などに幅広く関わる血小板活性化因子(Platelet Activating Factor: PAF)を抑える作用があるのが特徴で、より強力な抗アレルギー作用が期待出来るとのことですが、使用感はこれからです。

https://www.mt-pharma.co.jp/shared/show.php?url=../release/nr/2017/MTPC171122.html

アレルギー関係の薬は個人差の影響もかなり大きいので、既存の様々な抗ヒスタミン薬も選択肢になります。アレルギー性鼻炎については以前に詳しくまとめましたので、ご覧ください。

・アレルギー性鼻炎→http://ochanai.com/allergicrhinitis


【お茶の水内科の診療指針】(2017/11/25最終更新)

お茶の水内科の診療方針をまとめました。当院を受診の際には下記お茶の水内科の診療方針をよくお読みにいただき、ご確認の上受診ください。

・当院の専門は循環器内科です。専門は狭心症、心筋梗塞などの冠動脈疾患、心房細動を始めとする不整脈、慢性心不全などの循環器疾患、高血圧症、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病、心血管疾患のリスク因子の治療と管理です。

・病状の経過がわかるものを持参ください。特に内服歴の情報は、多くの場合患者さんが考えているいる以上に臨床的に重要な情報です。症状の急性、慢性を問わず、詳細な内服歴の確認が必要と主治医が判断した場合、薬局へお問い合せや、内服歴がわかるものをお持ちいただき再度受診をお願いしたりすることがありますが、何卒ご協力のほどよろしくお願いいたします。

・当院は点滴設備、便検査設備、入院設備がありません。ご希望の場合は他の医療機関を受診ください。当院は大人を対象とした循環器内科です。小児、妊娠中、授乳中の場合はそれぞれの専門科を受診ください。東京都の医療機関案内サービス「ひまわり」をご活用ください。

http://www.himawari.metro.tokyo.jp/qq/qq13tomnlt.asp

・保険証は毎月確認しています。保険証が変わっていても変わっていなくても、そのことを確認するために保険証の提示が必要です。保険資格の証明が出来ない場合、窓口では10割お支払いただき、後日保険者と直接とのやり取りにてご精算ください。

・当院は健康保険法を守ります。美容目的、症状はないけれどなんとなく心配、など、医療上の必要性が低いと判断される検査や処方に関しては、健康保険の適応外となります。国民医療費の適正使用について一人ひとりのご理解とご協力が大切です。

・当院は医師法を守ります。しばしば子供の分の薬もほしい、奥様、旦那様の分の薬も出してほしいと要望されることがありますが、そのような対応をしている医療機関が世の中にはあるようですが、無診療処方と言って医師法違反です。

・当院は麻薬及び向精神薬取締法を守ります。睡眠薬や抗不安薬のほとんどは30日までの制限があります。処方箋の1日量を2倍などで処方箋を発行して、実質的に60日分などの薬を処方している医療機関があるようですが、倍量処方と言って不適切な処方です。

・当院は抗菌薬の適正使用を守ります。抗菌薬の不適切な使用は無効であるばかりか、地域に耐性菌リスクを増やし、地域の感染症治療を困難にするなど有害です。抗菌薬が必要かどうかは医師が診察し、医師が判断します。医師に抗菌薬の処方を強要するなど、診療に支障、他の患者さんに迷惑が掛かる場合には他の医療機関をご案内していますので何卒ご了承ください。

https://ochanai.com/antibacterialdrugs

・低用量ピル内服中等の血栓症等の対応については、検査設備や検査結果が出るまでの日数の関係上、現在の主治医とよく相談していただく、必要があれば現在の主治医から診療情報提供書を発行してもらい、総合病院を受診していただく、という方針としました。

https://ochanomizunaika.com/2017-1006

・当院は呼吸器内科ではありません。咳症状が長引く場合、特に3週間以上、8週間以上長引く場合はそれぞれ遷延性咳嗽、慢性咳嗽と呼び、原因の鑑別が多岐に渡ります。呼吸器内科をご受診ください。

https://ochanai.com/persistentcough

・当院は消化器内科ではありません。嘔吐や下痢など急性の消化器症状に対して、設備の関係上、当院で対応可能なこととそうでないことがあります。消化器内科をご受診ください。

https://ochanomizunaika.com/2017-0716

・当院の専門医紹介基準を作りました。お茶の水内科はかかりつけ医として、様々な専門医療機関と連携し、専門医の受診が必要であると考えられる場合には適宜適切なタイミングで適切な専門医に紹介しています。どのような場合に専門医への紹介が必要か、目安をまとめました。

https://ochanomizunaika.com/2017-1006

・当院の対応言語は日本語です。外国語対応が望ましいと判断される場合には外国語対応可能な医療機関を案内しています。下記の東京都の医療機関案内サービス「ひまわり英語版」をご活用ください。

https://www.himawari.metro.tokyo.jp/qq/qq13enmnlt.asp

・当院は予約不要です。診療受付時間に直接受付までお越しください。混み合い具合はその時になってみないとわかりません。目安表をまとめましたのでご参考ください。

https://ochanomizunaika.com/2017-0825


 

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