お茶の水内科でスパイロメーター検査が出来るようになりました。

お茶の水内科でスパイロメーター検査が出来るようになりました。スパイロメーター検査とは呼吸機能検査や換気機能検査とも呼ばれ、レントゲンやCTが主に肺の形態の異常がないかどうかを調べるのに対し、スパイロメーター検査は肺の呼吸の換気機能を調べる検査です。具体的には、肺活量(Vital Capacity: VC)、%肺活量(% Vital Capacity: %VC)、1秒率(Forced Expiratory Volume 1.0 sec%: FEV1.0%)などの換気機能を調べ、閉塞性または拘束性の換気障害の有無や程度を調べます。慢性閉塞性肺疾患、気管支喘息等の換気障害を来たす疾患の診断や診断の補助として有用です。慢性閉塞性肺疾患や気管支喘息と既に診断がされている場合は病状を定期的に評価するためにも使います。気管支喘息の診断基準はやや複雑で、スパイロメーター検査の所見のみで気管支喘息の診断は出来ませんので、気管支喘息の診断に関しては一度呼吸器内科へご紹介しています。詳しくは下記まとめをご覧ください。

気管支喘息→http://ochanai.com/bronchialasthma


 

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