2021/1/6、クリニック総合情報誌「クリニックばんぶう」2021年1月号Vol.478にて、耳鼻咽喉科サージクリニック老木医院の老木理事長、さとう埼玉リウマチクリニックの佐藤理事長、お茶の水循環器内科院長の五十嵐の対談記事が掲載されました。「Withコロナ時代に選ばれる診療所の経営戦略」「ニューノーマル時代に求められる診療所の経営戦略」として、新型コロナによる受診行動の大きな変化、それを踏まえた上で、これからの診療所経営の生き残り戦略がテーマでした。どのような診療科、医療行為で受診抑制は起こりやすいか、OTC、セルフメディケーションとの代替性、プライマリケアの役割の変容、医療提供者が想像する「専門性」と医療機関利用者が求める「専門性」の違い、オンライン診療の可能性と限界、在宅医療の未来、ウェブマーケティング等、幅広くお話しました。お茶の水循環器内科院長としては、新型コロナに限らず不測の事態を常に想定しておき、不測の事態に流されたり、パニックに陥ったり、不用意に飛び付くのではなく、不測の事態に備えておくことが経営者の仕事ではないか、そのためには、自分たちが提供している医療は普遍的な価値があるか、何が代替可能で何が代替可能でないか、何が不要不急の医療で何が不要不急の医療ではないか、日常から常に危機意識を持ち、提供価値を自問自答し続ける姿勢が大事なのではないかという視点でお話しました。詳しくは「クリニックばんぶう」2021年1月号をご覧ください。
https://www.amazon.co.jp/dp/4864399875
http://www.jmp.co.jp/bamboo/new
ちなみに、連載が始まった医療法人社団千葉厚生会理事長の「ゼロから学ぶSEO実践録」は、デジタルハリウッド大学院の講座「医療従事者のためのクリエイティブコース」にて、新宿駅前クリニック院長の蓮池先生の実践型講義がきっかけで、連載が実現しました。興味がある方はぜひご覧ください。ちなみに、クリニックのホームページに神田カレーグランプリや最新の論文の要旨等を載せるのはSEO的にはマイナスだそうです。でも、逆に言えばSEO一本頼りのクリニック経営も将来的には危ないと考えているので、天邪鬼的にあえて逆張りで続けています。SEOが飽和したら次はどうなるか、常に次の一手を考えていくのが経営者の仕事だと考えています。
2021/1/6、クリニック総合情報誌「クリニックばんぶう」2021年1月号Vol.478にて、耳鼻咽喉科サージクリニック老木医院の老木理事長、さとう埼玉リウマチクリニックの佐藤理事長、お茶の水循環器内科院長の五十嵐の対談記事が掲載されました。