2021/4/8、お茶の水循環器内科公式YouTubeチャネルに「飲酒」の動画を公開しました。
https://youtu.be/vBk3YWf5rB8
アルコールは心臓病に対しては少量、適量であればリスクは大きく増加しません。ただ、少量であっても肝臓病、肝臓癌等のリスクは増加するため、総合的にはメリットとデメリットは相殺してしまい、飲酒量に応じて疾病リスクは増加してしまうことが明らかになってしまいました。3年前の東洋経済の記事ですが、わかりやすくまとめてありました。
https://toyokeizai.net/articles/-/235594
お茶の水循環器内科院長としてはお酒は好きなので、大変残念なデータなのですが、エビデンスはエビデンスとして受け入れなければなりません。最終的にはどの程度の疾病リスクと食事やお酒の楽しみを許容するかという価値観、人生観、死生観の問題に帰着します。お茶の水循環器内科としては、画一的な食事療法、栄養指導というのは存在しなく、一人ひとりに応じた診療が重要であると考えています。動画をご覧ください。