冠攣縮性狭心症→https://ochanai.com/vasospasticangina
冠攣縮性狭心症（Vasospastic Angina: VSA）とは、狭心症の一タイプで、心臓の血管、冠動脈が一過性に痙攣を起こして血管が過剰に収縮することによって起こる狭心症です。動脈硬化による冠動脈の狭窄がメインの労作性狭心症とは異なり、安静時や睡眠中などに発作が起こること、アジア人、日本人に多いことなどが特徴です。治療は主に血管拡張作用のある薬の内服が中心となります。発作時の心電図検査において特定の虚血所見を認めれば確定診断になりますが、なかなか発作時に検査をすることが容易ではなく、多くの場合確定診断のためにはカテーテル検査等による誘発試験が必要になります。冠攣縮性狭心症の特徴、冠攣縮性狭心症の症状、冠攣縮性狭心症の検査、冠攣縮性狭心症の診断基準、冠攣縮性狭心症の治療、冠攣縮性狭心症の予防、冠攣縮性狭心症と似た疾病概念として微小血管狭心症についてまとめました。どうぞご覧ください。