【重要】当院のかかりつけ患者さんへ

当院がいきなり循環器内科専門になったと聞いて、多少驚かれた方もいらっしゃるかも知れませんが、実は循環器内科は開業時から標榜してはいました。なぜ循環器内科専門に変えたのか、下記に謎の熱意でまとめましたので、お読みいただければなぜこのような意思決定に至ったのか、ご理解いただけるのではないかと思います。

「なぜお茶の水循環器内科に変えたのかをまとめました。」→https://ochanomizunaika.com/2018-0128

おそらく今までかかりつけで当院に通院されていた患者さんにとっては、一般内科を閉科したという影響のほうが大きいかも知れません。今後ですが、今までかかりつけ医として診ていた患者さんは今後とも変わりなく今まで通り診療させていただく方針です。まずはご安心ください。何を持ってかかりつけと呼ぶのか明確な定義はありませんが、何かあった時に病気や健康のことを何でも相談出来る最も身近な医院、と言ったところでしょうか。今後当院は、原則的に循環器疾患の患者さんの優先の場であること、今後インフルエンザ検査がないこと、発熱や風邪は一般内科へ、咳が酷い場合は呼吸器内科へ、下痢や嘔吐が酷い場合は消化器内科へご案内になることもある等、いくつかの診療方針の変更事項をご了承いただければ、今まで通りで大丈夫です。必要があれば一人ひとりに合った近くの医療機関を紹介する等、適切な対応をさせていただきます。また、循環器内科専門として、検診異常、血圧、脂質、血糖等の相談は大歓迎です。身近に生活習慣病、生活習慣病予備軍、検診異常を放置している方がいればぜひご相談ください。既に高血圧症、脂質異常症、糖尿病、心筋梗塞後の抗血小板療法、心房細動の抗凝固療法、慢性心不全の長期管理等、治療継続中の方も大歓迎です。冬場でも混まないこと、風邪やインフルエンザ等の院内感染のリスクが低い、循環器の病気や検査、薬の疑問、日常の食事や運動等の生活習慣について出来る限り納得行くまで話し合うことが出来る、というのが新たなウリでしょうか。

正式な医院名の変更は医療法人化後、今年春を予定しています。現時点ではまだ厳密には「お茶の水内科(今年春に医療法人社団お茶会「お茶の水循環器内科」に変更予定)」が正確な表現ですが、ややこしく非常にわかりにくいため、ホームページ等は随時新しい情報に反映して参ります。外部の病院検索サイト等では情報の反映が遅れることがありますが、運営会社マターですのでご了承ください。

写真は先日の大雪の中でお会いしたカイオーガです。こちらの世界も綺麗に雪が降っていました。新しく生まれ変わったお茶の水循環器内科を今後ともよろしくお願いいたします。


当院は循環器内科です。循環器内科とは心臓と血管を専門に診る診療科です。循環器内科の診療範囲を具体的にまとめました。

・虚血性心疾患、心筋梗塞、狭心症の診断、治療適応の判断

・心筋梗塞後の管理、一次予防、二次予防、抗血小板療法

・慢性心不全の管理、評価

・心筋症(拡張型心筋症、肥大型心筋症、拘束型心筋症、他)の管理、評価

・心臓弁膜症(僧帽弁狭窄症、僧帽弁閉鎖不全症、大動脈弁狭窄症、大動脈弁閉鎖不全症、他)の診断、管理

・人工弁置換術後の管理、抗凝固療法

・不整脈(心房期外収縮、心室期外収縮、洞不全症候群、房室ブロック、WPW症候群、発作性上室性頻拍、心房細動、心房粗動、)の診断、管理

・心房細動、心原性脳塞栓症の予防、抗凝固療法、一次予防、二次予防

・脳血管障害、脳梗塞(ラクナ梗塞、アテローム血栓性脳梗塞、心原性脳塞栓症)、脳出血、くも膜下出血、一過性脳虚血発作の診断、一次予防、二次予防

・高血圧症の診断、管理

・脂質異常症の診断、管理

・糖尿病の診断、管理

・慢性腎臓病の診断、管理

・その他、検診異常の精査、食事指導、運動指導、禁煙外来、など

以上、心臓と血管を専門に診る診療科が循環器内科です。脳梗塞や脳出血等の脳血管障害、脳卒中は神経内科や脳神経外科が診ることも多いですが、血管の故障の予防という意味ではやるべきことは循環器内科と共通です。高血圧症、脂質異常症、糖尿病、慢性腎臓病等の生活習慣病も循環器病のリスク因という点で循環器内科の守備範囲です。心筋梗塞や脳卒中にならないようにする、なってしまっても再発しないようにする、というのが循環器内科の仕事です。


 

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