MRさん向け面会規定を作りました。

医療情報担当者(Medical Representative: MR)さん向けに当院の面会規定を作りました。2018/3/15(木)から下記面会規定を採用させていただきますので、当院へ訪問されるMRさんは必ずご確認ください。

1、情報提供活動は今後可能な限り、メール(info@ochanomizunaika.com)にて情報提供ください。基本的に面会の必要がなく、メールにて内容が完結することを心掛けてください。

2、メールではどうしても伝達不可能な場合に限り、下記の手順に従い、アポイントを取得ください。具体的な面会目的を明記、面会希望日の2週間前までに、面会希望の日時候補を最低3つ以上挙げて、メール件名を「面会調整希望」とし、誰に対して何分間まで面会希望であるのかを明記し、メール(info@ochanomizunaika.com)を送ってください。メールには必ず、なぜ面会でなければいけないのか、なぜメールではいけないのか、をよくわかるように説明してください。メールは全部目を通しています。メール内容を読んで、面会の必要があると判断した場合に限り、メールを返信、面会調整をいたします。特に面会の必要性がわからなかった場合、メール返信をしていませんが、予めご了承ください。

3、上記の面会規定を無視して訪問される場合、1分間1000円のタイムチャージが掛かります。当日現金にてお持ちください。面会規定を守らない方は以降の面会をお断りさせていただきます。

2018/3/15(木)から上記の面会規定を適応させていただきます。このような面会規定を作らざるを得ない理由は、訪問時に提供される医療情報の密度が概して薄いこと、多くの場合自分で調べれば済むこと、院長の休憩時間、スタッフの休憩時間を圧迫し業務に支障を来していること、人の時間は有限であり、内容の薄い時間の使い方はお互いに避けたほうが有意義であること、などから、本当に面会の必要性があるのか疑問を感じざるを得ないと判断したからです。中には非常に有益な情報提供活動をされているMRさんには感謝をしているのですが、8割以上の方は概して情報の密度が薄いためこのような判断に至りました。直接の原因は、面会と称して、具体的な訪問目的を告げずに、本社の人間を連れて来て、現在開発中の糖尿病のアプリに関するアドバイスを無償で求めて来た、結果、休憩時間2時間の時間泥棒を行ったMSDという会社があったからです。ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。


当院は循環器専門の医療機関です。循環器科とは心臓と血管を専門に診る診療科です。狭心症、心筋梗塞などの冠動脈疾患、抗血小板療法、抗凝固療法、心房細動を始めとする不整脈、高血圧症、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病、慢性心不全などの循環器疾患です。循環器科の診療範囲を具体的にまとめました。

【循環器科の診療範囲】

・冠動脈疾患(急性心筋梗塞、労作性狭心症、他)

・心筋梗塞後、ステント留置後の管理、抗血小板療法

・慢性心不全の管理

・心臓弁膜症(僧帽弁狭窄症、僧帽弁閉鎖不全症、大動脈弁狭窄症、大動脈弁閉鎖不全症、他)

・人工弁置換術後の管理、抗凝固療法

・心筋症(拡張型心筋症、肥大型心筋症、他)

・不整脈(上室期外収縮、心室期外収縮、房室ブロック、心房細動、他)

・心房細動の抗凝固療法、心原性脳塞栓症の予防

・脳卒中、脳血管障害、脳梗塞(ラクナ梗塞、アテローム血栓性脳梗塞、心原性脳塞栓症)、脳出血、くも膜下出血、一過性脳虚血発作、脳卒中後の管理、二次予防、再発予防

・高血圧症、二次性高血圧症

・脂質異常症、家族性高コレステロール血症

・糖尿病、糖尿病合併症の管理

・慢性腎臓病

・睡眠時無呼吸症候群

・その他、健診の再検査、食事指導、運動指導、禁煙外来、など

以上、心臓と血管を専門に診る診療科が循環器です。脳梗塞や脳出血等の脳血管障害、脳卒中は神経内科や脳神経外科が診ることも多いですが、血管の故障の予防という意味では一次予防、二次予防としてやるべきことは循環器科と共通です。高血圧症、脂質異常症、糖尿病、慢性腎臓病等の生活習慣病も循環器病のリスク因子という点で循環器の守備範囲です。心筋梗塞や脳卒中にならないようにする、なってしまっても再発しないようにする、というのが循環器の仕事です。

【循環器以外で対応しているもの】

循環器以外で対応しているものをまとめました。

【アンケート】お茶の水循環器科にやってほしいこと→https://goo.gl/thCnVu

アンケートの結果、ご要望の多いものに関しては出来る範囲でやっていく方針としました。確定診断、鑑別診断、専門的な治療、最先端の治療等、専門的な診療はそれぞれの専門科を受診ください。受付または医師の判断でご紹介となることもありますが、予めご了承ください。

・高尿酸血症、痛風

・肝機能障害(専門的な診療は消化器内科を紹介しています。)

・慢性胃炎や逆流性食道炎の継続処方(専門的な診療は消化器内科を紹介しています。)

・慢性便秘や整腸薬等の継続処方(専門的な診療は消化器内科を紹介しています。)

・過敏性腸症候群(過敏性腸症候群専門外来あり。)

・1型糖尿病の臨時処方または継続処方(糖尿病専門外来あり。)

・甲状腺疾患の継続処方(専門的な診療は内分泌内科等を紹介しています。)

・気管支喘息の長期管理薬の継続処方(専門的な診療は呼吸器内科を紹介しています。)

・通年性または季節性アレルギーの継続処方(専門的な診療はアレルギー科を紹介しています。)

・検診異常の再検査、専門医の紹介、他、

【アンケート】お茶の水循環器科にやってほしいこと→https://goo.gl/thCnVu

その他にお茶の水循環器科にやってほしいこと、アンケートを実施中です。出来ること、出来ないこと、ありますが、可能な限りご要望を反映して行きたいと考えています。ぜひご要望をお聞かせいただけますと嬉しいです。

【当院で対応していないもの】

下記に当院で対応していないものをまとめました。来院の前に必ずご確認ください。またご来院いただいても、原則的に適切な診療科のご紹介となることを予めご了承ください。下記、適切な診療科とともに具体的にまとめましたので、医療機関探しの際にご参考ください。

・発熱、インフルエンザ等→一般内科

・喉痛み、鼻づまり等→耳鼻咽喉科

・咳、痰等→呼吸器内科

・吐気、下痢、腹痛等→消化器内科

・アレルギー症状等→アレルギー科

・不眠、不安等→心療内科

・循環器とは無関係な健康相談等→総合診療科

・小児→小児科

・皮膚→皮膚科

都内の医療機関探しは、東京都医療機関案内ひまわり(☎ 03-5272-0303)をご活用ください。随時紹介状の発行も行っていますのでお気軽にご相談ください。当院は循環器専門の医療機関です。ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。


 

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