「お茶の水循環器内科」が「心臓血管研究所付属病院」の医療連携機関になりました。お茶の水循環器内科は都内の医療機関と積極的に連携を図っています。心臓血管研究所付属病院は、まさにその名の通り、心臓疾患と血管疾患を中心に循環器疾患に特化した専門病院です。具体的には、狭心症、心筋梗塞、心不全、心臓弁膜症、不整脈、大動脈疾患、末梢血管疾患など、あらゆる心臓血管疾患のエキスパートたちが集まっている、都内で知る人ぞ知る、心臓カテーテル治療の専門病院です。お茶の水循環器内科は特定の病院や特定の大学の系列というのはなく、基本的には一人ひとりに合わせて最適な病院を紹介していますが、心臓血管疾患においては、もし仮に私が心臓カテーテル治療が必要になった場合には迷わずに心臓血管研究所附属病院を選ぶと思います。 詳しくは心臓血管研究所附属病院のホームページをご覧ください。
心臓血管研究所附属病院→https://www.cvi.or.jp
このたび、冠動脈疾患担当グループ直通の「冠動脈疾患グループホットライン」に加えていただいたことで、今まで以上に迅速な緊急対応が可能となり、大変心強い体制になります。
ちなみに、院長の五十嵐が初期臨床研修医の頃、後期研修先探しをしていた時に大学の先輩のつながりで、心臓血管研究所附属病院を一度見学させていただいたことがありました。今は病診連携としてお世話になる関係になるとは予想もしておらず、大変感慨深いものです。今後ともお茶の水循環器内科をよろしくお願いいたします。
【お茶の水循環器内科】
お茶の水循環器内科は5年目を迎えました。当院は2014年秋、「心血管疾患の一次予防」を理念に神田小川町にてスタートしました。2016年春、現在の神田神保町にお引越し、2018年春、「その医療は心筋梗塞を減らすだろうか?」という行動規範のもと、循環器専門の医療機関になりました。世の中には救える病気とそうでない病気があります。その中で、心筋梗塞と脳卒中は血管の故障が原因であり、心血管疾患の危険因子をコントロールすることで十分に予防が可能です。具体的には、高血圧症、脂質異常症、糖尿病、喫煙、心房細動、慢性腎臓病等の心血管疾患の危険因子に対して適切な治療介入と治療継続を行うことが重要で、そのために当院は夜間や土日も診療をオープンにしています。心筋梗塞と脳卒中を防ぐこと、これが我々の使命です。お茶の水循環器内科をどうぞよろしくお願いいたします。
お茶の水循環器内科院長五十嵐健祐
【具体的な診療範囲】
お茶の水循環器内科は循環器専門の医療機関です。循環器内科とは心臓と血管を専門に診る診療科です。具体的には、狭心症、心筋梗塞などの冠動脈疾患、心房細動を始めとする不整脈、心血管疾患の危険因子としての高血圧症、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病、慢性心不全などの循環器疾患です。循環器内科の診療範囲を具体的にまとめました。
・冠動脈疾患(急性心筋梗塞、労作性狭心症、他)
・心筋梗塞後、抗血小板療法、ステント留置後の管理、バイパス術後の管理・慢性心不全の管理
・心臓弁膜症(僧帽弁狭窄症、僧帽弁閉鎖不全症、大動脈弁狭窄症、大動脈弁閉鎖不全症、他)
・弁置換術後の管理、弁形成術後の管理、抗凝固療法・心筋症(肥大型心筋症、拡張型心筋症、高血圧性心肥大、他)
・大動脈瘤、大動脈解離後の管理
・不整脈(心房細動、房室ブロック、上室期外収縮、心室期外収縮、他)
・心房細動の抗凝固療法、心原性脳塞栓症の予防、アブレーション治療の適応の評価、アブレーション治療後の管理
・脳卒中、脳血管障害、脳梗塞(ラクナ梗塞、アテローム血栓性脳梗塞、心原性脳塞栓症)、脳出血、くも膜下出血、一過性脳虚血発作、脳卒中後の管理
・高血圧症、二次性高血圧症
・脂質異常症、家族性高コレステロール血症
・2型糖尿病、1型糖尿病、糖尿病合併症の管理、インスリン管理
・慢性腎臓病、腎硬化症の管理、糖尿病性腎症の管理
・その他、健診後の再検査、食事指導、運動指導、禁煙外来、など
以上、心臓と血管を専門に診る診療科が循環器内科です。高血圧症、脂質異常症、糖尿病、慢性腎臓病等の生活習慣病も心血管疾患の危険因子として循環器内科の守備範囲です。心筋梗塞や脳卒中にならないようにする、一度なってしまっても再発しないようにする、というのが循環器内科の仕事です。予防に勝る治療はありません。お気軽に主治医までご相談ください。