2021/5/11、経カテーテル的大動脈弁置換術後の感染性心内膜炎と脳卒中について調べた研究「Stroke Complicating Infective Endocarditis After Transcatheter Aortic Valve Replacement」の結果が発表されました。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33958124
経カテーテル的大動脈弁置換術後の感染性心内膜炎10例のうち1例に脳卒中が発生しました。脳卒中の既往、経カテーテル的大動脈弁置換術と感染性心内膜炎の期間の短さ、疣贅の大きさ、人工弁の種類、大動脈弁逆流症の残存はリスク上昇の決定因子でした。脳卒中の発症は院内、1年死亡率、臨床転帰改善のための外科的治療不良と関連を認めました。