2020/2/10(月)発売の週刊東洋経済2020年2月15日号「クスリ・医療」がEBM特集です。

2020/2/10(月)発売の週刊東洋経済2020年2月15日号「クスリ・医療」がEBM特集です。EBMとは、Evidence-Based Medicine(科学的根拠に基づいた医療)の略で、慣習や経験に基づいた医療ではなく、信頼出来るデータに基づいた医療のことです。我々世代の医師は基本的にEBMのトレーニングを受けて来ています。日本で許可されている検査や医薬品の中には、残念ながら効果が科学的な検証が不十分のまま昔からの慣例で残ってしまっているものもあるのは事実です。また、一方で、抗菌薬、点滴、画像検査など、医学的に必要性は低いことが明らかになっているものであっても非医療従事者からの強い要望でなくなっていないものも多くあります。人間ドック、がんの免疫療法、代替医療など、科学的根拠が疑わしいものであっても規制されていないものもあります。詳しくは週刊東洋経済2020年2月15日号をご覧ください。
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お茶の水循環器内科は原則的にEBMに基づいて日々の診療を行っています。EBMに終わりはなく、毎週のように新しい研究結果が発表されており、ホームページでも出来る範囲でまとめています。薬や検査などでわからないこと、不安なことがあれば何なりと主治医までご相談ください。

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