時事メディカルに「冠攣縮性狭心症」の解説記事が公開されています。いわゆる普通の狭心症、動脈硬化によって心臓の血管が狭くなることが原因で血流が悪くなることで起こる狭心症、労作性狭心症とは別に、心臓の血管、冠動脈が痙攣を起こして縮むことで起こる狭心症があります。以前は珍しいものだと考えられていましたが、近年はそこまで珍しいものではないことがわかって来ました。狭心症全体の17%程度から40%近くに冠攣縮が関係しているとの報告もあります。確定診断は冠動脈カテーテル検査による冠攣縮誘発試験ですが、まずはカテーテル検査を行う必要があるか、症状、ニトログリセリン等の冠拡張作用がある薬による反応性、ホルター心電図等で精査していきます。長年続く症状で今まで診断が着かなかったものが精査の結果、冠攣縮性狭心症の診断が着いた場合もあります。冠攣縮性狭心症の診断後は確立された治療法があります。詳しくは主治医までご相談ください。
→https://medical.jiji.com/topics/1543
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