2020/6/29、経口GLP-1受容体作動薬「リベルサス」(セマグルチド)が日本で製造販売承認を取得しました。

2020/6/29、経口GLP-1受容体作動薬「リベルサス」(セマグルチド)が日本で製造販売承認を取得しました。2020/6/29、経口GLP-1受容体作動薬「リベルサス」が日本で承認されました。薬価収載、発売時期は未定です。GLP-1受容体作動薬とは、消化管への炭水化物刺激に伴い消化管から分泌されるグルカゴン様ペプチド1(Glucagon-like peptide-1: GLP-1)というペプチドホルモンの受容体(GLP-1 receptor)に作用し、膵臓ではインスリン分泌促進、血糖降下作用、消化管では消化管内容物排出遅延作用、中性脂肪吸収阻害作用、心臓に作用して心房性ナトリウム利尿ペプチド分泌促進、ナトリウム排泄作用、中枢に作用して摂食抑制作用等があると言われています。現在、日本ではGLP-1受容体作動薬として、リラグルチド(ビクトーザ)、エキセナチド(バイエッタ、ビデュリオン)、リキシセナチド(リキスミア)、デュラグルチド(トルリシティ)が使用されていますが、全て注射薬で、今回の経口薬の承認は初になります。期待の新薬です。薬価収載、発売時期がわかり次第お知らせします。
日経メディカルでも記事になっていました。
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/t353/202006/566221.html


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