2020/7/31、COVID-19時代の高血圧と関連疾患について日本高血圧学会COVID-19タスクフォースのレポート「Hypertension and related diseases in the era of COVID-19: a report from the Japanese Society of Hypertension Task Force on COVID-19」の要旨をまとめました。

2020/7/31、COVID-19時代の高血圧と関連疾患について日本高血圧学会COVID-19タスクフォースのレポート「Hypertension and related diseases in the era of COVID-19: a report from the Japanese Society of Hypertension Task Force on COVID-19」の要旨をまとめました。SARS-CoV-2(severe acute respiratory syndrome coronavirus 2)によって引き起こされるCOVID-19(Coronavirus disease-2019)は、2020年6月時点で全世界で700万人以上の感染者、40万人の死者数に至りました。ウイルスがACE(angiotensin-converting enzyme)2を細胞内侵入受容体として使用するという事実、心血管疾患はCOVID-19の併存疾患として頻度が高いという事実は、高血圧の管理として考慮すべき議論を呼びました。さらに、COVID-19パンデミックによって新しい生活様式(New Normal lifestyle)が登場、順応しておく必要性が起こり、感染性疾患だけでなく、高血圧のような非感染性疾患にも影響を及ぼす可能性があります。何がわかっていて、何がまだ研究が必要なものなのかをまとめることは、我々が直面している課題の道標となるでしょう。今までの研究によって、COVID-19と高血圧との関係について疫学的なエビデンスは確立して来ています。また、SARS-CoV-2感染とACE2発現、心血管系、腎臓に関して病態生理について解明している最新の知識をまとめました。最後に、COVID-19とACE阻害薬、ARB等の降圧薬の使用についてのエビデンスについてもまとめました。詳しくは論文をご覧ください。
https://www.nature.com/articles/s41440-020-0515-0
日本高血圧学会COVID-19タスクフォースによるCOVID-19と高血圧に関するまとめです。既知の内容が多いですが、興味がある方はどうぞ。自粛生活、運動不足、食生活の変化等による生活習慣病のコントロールの悪化は確かに実感します。


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