2020/11/11、第468回中央社会保険医療協議会総会にて経口GLP-1受容体刺激薬「リベルサス」(セマグルチド)の承認が決まりました。

2020/11/11、第468回中央社会保険医療協議会総会にて経口GLP-1受容体刺激薬「リベルサス」(セマグルチド)の承認が決まりました。セマグルチド(リベルサス)は経口GLP-1受容体刺激薬で、今までは注射薬しかなかったGLP-1受容体刺激薬において初の経口薬です。
・リベルサス錠3mg:143.20円
・リベルサス錠7mg:334.20円
・リベルサス錠14mg:501.30円
用法・用量は、以下の通りです。
「通常、成人には、1日1回7mgを維持用量とし経口投与。ただし、1日1回3mgから開始し、4週間以上投与した後、1日1回7mgに増量。なお、患者の状態に応じて適宜増減するが、1日1回7mgを4週間以上投与しても効果不十分な場合には、1日1回14mgに増量可。」
1日薬価334円、3割負担の場合30日でちょうど3000円くらい、もっと高い薬価になるという情報もありましたが、続けやすい薬価ではないでしょうか。ちなみに、GLP-1受容体刺激薬注射薬のトルリシティ(デュラグルチド)の薬価が1本3396円、3割負担の場合4週間で4000円くらいです。2020/11/18、薬価基準収載予定です。詳しくは厚生労働省のページをご覧ください。
https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/000693022.pdf
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00083.html
CureApp社の「CureApp SC ニコチン依存症 治療アプリ及び CO チェッカ ー」も保険適応になっていましたが、また時間を見付けてまとめるかも知れません。
https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/000693117.pdf


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