2021/3/6、局所神経脱落症状を認めるものの、検査陰性、非進行症状性の非確定診断の一過性脳虚血発作について調べた研究「Diagnosis of non-consensus transient ischaemic attacks with focal, negative, and non-progressive symptoms: population-based validation by investigation and prognosis」の結果が発表されました。一過性脳虚血発作の非確定例は脳卒中の超早期、長期リスクで、従来の一過性脳虚血発作と同等の心血管病理所見を認めました。一過性脳虚血発作の非確定のうち確定の心血管事象として扱うべきは全体として50%前後増加する可能性があると論文ではまとめています。
https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(20)31961-9/fulltext
一過性脳虚血発作疑いではあるものの、確定ではない例というのは存在します。ただ確定の一過性脳虚血発作と脳卒中リスクは同等とのことで、一過性脳虚血発作に準じた扱いが重要ではないかという論文です。
2021/3/6、局所神経脱落症状を認めるものの、検査陰性、非進行症状性の非確定診断の一過性脳虚血発作について調べた研究「Diagnosis of non-consensus transient ischaemic attacks with focal, negative, and non-progressive symptoms: population-based validation by investigation and prognosis」の結果が発表されました。