2021/3/23、高血圧における目標範囲内の収縮期血圧時間と心血管転帰の関係について調べた研究「Systolic Blood Pressure Time in Target Range and Cardiovascular Outcomes in Patients With Hypertension」の結果が発表されました。収縮期血圧が目標範囲内の時間は主要有害心血管事象リスクの独立した予測因子でした。
https://www.jacc.org/doi/abs/10.1016/j.jacc.2021.01.014
収縮期血圧の変動、治療目標範囲内の時間が重要であるという報告です。降圧薬の中には、血圧変動を作りやすい降圧薬もありますので、血圧変動を来たしにくい降圧薬のほうが望ましいだろうという結果です。また、あまりに血圧変動が激しい場合には二次性高血圧を調べるきっかけになることがあります。
2021/3/23、高血圧における目標範囲内の収縮期血圧時間と心血管転帰の関係について調べた研究「Systolic Blood Pressure Time in Target Range and Cardiovascular Outcomes in Patients With Hypertension」の結果が発表されました。