2021/3/17-3/19、オンラインで開催された国際脳卒中会議「International Stroke Conference 2021」にて、血栓溶解療法なしに血栓回収療法を実施することの非劣勢性を評価した研究「MR CLEAN-NO IV」試験の結果が発表されました。結果、非劣勢を証明することは出来ませんでした。日経メディカルでも記事になっていました。
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/t342/202103/569576.html
日本の「SKIP」試験、中国の「DIRECT-MT」「DEVT」試験においても同様の趣旨の試験が実施されました。非劣性の証明に至っているものと至っていないものがあり、人種差なのか、症例選択の差によるものなのか解析結果を待つ必要があります。