2021/4/23-/4/25、オンラインで開催された「第32回日本心エコー図学会」にて、心不全再入院の予測因子が発表されました。

心不全入院歴あり、運動負荷心エコー81例を対象、25Wの低強度負荷、右室収縮予備能の指標として右室自由壁三尖弁輪部最大移動速度RVs’の変化量を評価、心不全再入院予測スコアReadmission risk scoreに加えたところ、予測能の有意な向上を認めました。具体的には、RVs’の変化量の増加率が0.65以下の増加不良群で心不全再入院リスクが高値でした。
https://medical-tribune.co.jp/news/2021/0521536441
心不全再入院の予測因子の一つとして右室収縮予備能が特定されたとの報告です。慢性心不全のフォローにおいて定期的に心エコーの評価を行うことが大切です。

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