2021/6/1、虚血性脳卒中後、心房細動検出において、埋込型心電図モニタリングと長期体外式心電図モニタリングの有効性を比較した研究「Effect of Implantable vs Prolonged External Electrocardiographic Monitoring on Atrial Fibrillation Detection in Patients With Ischemic Stroke The PER DIEM Randomized Clinical Trial」の結果が発表されました。虚血性脳卒中、心房細動の過去の証明なしにおいて、12ヶ月間の埋込型心電図モニタリングは30日間の長期体外式モニタリングと比較して、12ヶ月間の心房細動検出の大きな有意差を認めました。さらなる研究によって本モニタリング戦略の臨床転帰、費用対有効性の比較が必要です。
https://jamanetwork.com/journals/jama/article-abstract/2780491
心房細動の既往がなかった場合において、脳梗塞後12ヶ月間、埋込型心電図モニタリングを実施すると、15.3%に心房細動を認め、埋込型心電図モニタリングを実施しなかった場合の4.7%と比較して、有意差(between-group difference, 10.7% [95% CI, 4.0% to 17.3%]; risk ratio, 3.29 [95% CI, 1.45 to 7.42]; P = .003)を認めたとの報告です。逆に言えば、脳梗塞後も10%前後の心房細動は見逃されていたということです。
2021/6/1、虚血性脳卒中後、心房細動検出において、埋込型心電図モニタリングと長期体外式心電図モニタリングの有効性を比較した研究「Effect of Implantable vs Prolonged External Electrocardiographic Monitoring on Atrial Fibrillation Detection in Patients With Ischemic Stroke The PER DIEM Randomized Clinical Trial」の結果が発表されました。