2021/6/1、大血管、小血管疾患による脳卒中後、心房細動検出において長期持続心臓モニタリングと従来治療の有効性を比較した研究「Effect of Long-term Continuous Cardiac Monitoring vs Usual Care on Detection of Atrial Fibrillation in Patients With Stroke Attributed to Large- or Small-Vessel Disease The STROKE-AF Randomized Clinical Trial」の結果が発表されました。大血管、小血管疾患による脳卒中において、埋込型心電図モニタリングによるモニタリングは従来治療と比較して12ヶ月間の心房細動検出において有意差を認めました。さらなる研究によって心房細動同定と臨床的意義について理解が必要です。
https://jamanetwork.com/journals/jama/article-abstract/2780490
12ヶ月後、心房細動検出は埋込型心電図モニター群12.1%、対照群1.8%、有意差(27 patients [12.1%] vs 4 patients [1.8%]; hazard ratio, 7.4 [95% CI, 2.6-21.3]; P < .001)を認めとの報告です。アテローム血栓性脳梗塞、ラクナ梗塞と一度判定をされた場合にも、12.1%に心房細動を認めたとの報告です。脳梗塞が心原性脳塞栓症であったのではないか、抗血小板療法ではなく抗凝固療法に切り替えるべきか、臨床的な意義についてはさらなる研究が必要です。
2021/6/1、大血管、小血管疾患による脳卒中後、心房細動検出において長期持続心臓モニタリングと従来治療の有効性を比較した研究「Effect of Long-term Continuous Cardiac Monitoring vs Usual Care on Detection of Atrial Fibrillation in Patients With Stroke Attributed to Large- or Small-Vessel Disease The STROKE-AF Randomized Clinical Trial」の結果が発表されました。