アメリカの糖尿病診療ガイドラインが改訂されました。

アメリカの糖尿病診療ガイドラインが改訂されました。

「Standards of Medical Care in Diabetes 2017」

要点としては、食事療法、運動療法の生活習慣改善(Lifestyle Management)を基本として、第一選択薬としてメトホルミン(メトグルコ等)、第二選択薬としてDPP4阻害薬(ジャヌビア等)、チアゾリジン(アクトス等)、SU薬(アマリール等)、基礎インシュリン(ランタス等)に加えて、GLP-1受容体作動薬(トルリシティ等)、SGLT2阻害薬(ジャディアンス等)が選択肢になりました。近年、有効性の高くかつ安全の高い糖尿病治療薬の登場によって、以前はなかなか治療が困難であったケースでも、より安全により確実に血糖管理が可能になり、一昔前からは想像出来ないくらい糖尿病診療が変わりました。糖尿病に限らず、全ての病気は早期発見、早期治療が大切です。検診で血糖高値、糖尿病疑い、糖尿病予備群を指摘されている方は放置せず悪化する前にご相談ください。

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