2021/8/1、30対2の心肺蘇生法の遵守困難性、正確に実行された場合の生存有効性を胸骨圧迫の持続圧迫との比較した研究「CPR compression strategy 30:2 is difficult to adhere to, but has better survival than continuous chest compressions when done correctly」の結果が発表されました。

2021/8/1、30対2の心肺蘇生法の遵守困難性、正確に実行された場合の生存有効性を胸骨圧迫の持続圧迫との比較した研究「CPR compression strategy 30:2 is difficult to adhere to, but has better survival than continuous chest compressions when done correctly」の結果が発表されました。院外心停止26810例、30対2の心肺蘇生法10942例、胸骨圧迫と非同期換気の心肺蘇生法15866例、自動アルゴリズム分類、胸骨圧迫と非同期換気12276例、30対2法7037例、未分類7397例、計画の遵守は54.4%、計画によって差(58.6% for CCC vs 48.3% for 30:2)を認めました。遵守と生存の関係は、既知の交絡因子調整後、治療群によって差(CCC OR: 0.72, 95% CI: 0.64−0.81 vs 30:2 OR: 1.05, 95% CI: 0.90–1.22; interaction p-value<0.01)を認めました。胸骨圧迫と非同期換気の計画において、生存率は有意に低下(OR (95%CI) = 0.72 (0.64, 0.81)、30対2の心肺蘇生法を遵守された場合、生存率は向上(OR (95%CI) = 1.05 (0.90, 1.22)を認めました。30対2の心肺蘇生法は、実行者にとって難易度が高い可能性があるため、胸骨圧迫と非同期換気と比較して遵守率低値でした。
https://www.resuscitationjournal.com/article/S0300-9572(21)00211-2/fulltext
胸骨圧迫と非同期換気の心肺蘇生法と30対2の心肺蘇生法とで有効性は変わらないという考えもありましたが、正確に実施された場合には、30対2の心肺蘇生法のほうが有効性が高いという報告です。正確に実施された場合ということがポイントです。出来る場合には30対2の心肺蘇生法でやりましょうということでしょう。

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