2021/6/25-6/29、オンラインで開催された「第81回米国糖尿病学会学術集会(ADA2021)」にて、日本における「FreeStyleリブレ」の使用状況について調べた研究の結果が発表されました。

2021/6/25-6/29、オンラインで開催された「第81回米国糖尿病学会学術集会(ADA2021)」にて、日本における「FreeStyleリブレ」の使用状況について調べた研究の結果が発表されました。同意の採れたリブレユーザー2434例を対象、内訳は1型糖尿病1237例(50.8%)、強化インスリン療法中の2型糖尿病429例(17.6%)、持効型または混合型のインスリン使用の2型糖尿病256例(10.5%)、インスリン非使用の2型糖尿病512例(21.0%)でした。リブレの1日スキャン回数は13.1-21.回、自費のリブレの利用は7.7-86.7%でした。
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/t353/202107/571150.html
フリースタイルリブレはインスリン導入後の1型、2型糖尿病からインスリン非導入の2型糖尿病まで幅広く使われていることがわかりました。インスリン非導入の2型糖尿病では自費の利用がほとんどであり、血糖コントロールの自己管理意識の高い層が使っているのだろうとまとめています。当院においてもフリースタイルリブレの導入だけでHbA1c値が3.0近く改善する例もあり、改めて行動変容の効果の大きさを実感します。

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