2021/8/4、治療抵抗性高血圧の血圧に対して運動トレーニングの有効性について調べた研究「Effect of Exercise Training on Ambulatory Blood Pressure Among Patients With Resistant Hypertension A Randomized Clinical Trial」の結果が発表されました。全53例、運動群26例、対照群27例、女性45%、平均年齢60.1歳、対照群と比較して、24時間血圧は7.1mmHg低下(95% CI, −12.8 to −1.4; P = .02)を認めました。さらに、24時間拡張期血圧−5.1mmHg(95% CI, −7.9 to −2.3; P = .001)、日中収縮期血圧−8.4mmHg(95% CI, −14.3 to −2.5; P = .006)、日中拡張期血圧−5.7mmHg(95% CI, −9.0 to −2.4; P = .001)は対照群と比較して減少しました。外来収縮期血圧−10.0mmHg(95% CI, −17.6 to −2.5; P = .01)、心肺フィットネス(5.05 mL/kg per minute of oxygen consumption; 95% CI, 3.5 to 6.6; P < .001)も対照群と比較して運動群で改善を認めました。12週間の有酸素運動プログラムは治療抵抗性高血圧において外来血圧と同様に、24時間、日中の血圧を低下しました。本所見は集団において標準治療として中程度から集中的な有酸素運動を推奨するエビデンスを提供しました。
https://jamanetwork.com/journals/jamacardiology/article-abstract/2782554
有酸素運動で血圧は7から10くらい下がるという報告です。
2021/8/4、治療抵抗性高血圧の血圧に対して運動トレーニングの有効性について調べた研究「Effect of Exercise Training on Ambulatory Blood Pressure Among Patients With Resistant Hypertension A Randomized Clinical Trial」の結果が発表されました。