2021/8/27-8/30、オンラインで開催された「ヨーロッパ心臓病学会会議」にて、ナトリウムとカリウムの混合の代替塩の血圧、心血管疾患、全死亡への影響を調べた研究「SSaSS」試験の結果が発表されました。

2021/8/27-8/30、オンラインで開催された「ヨーロッパ心臓病学会会議」にて、ナトリウムとカリウムの混合の代替塩の血圧、心血管疾患、全死亡への影響を調べた研究「SSaSS」試験の結果が発表されました。中国、20995例を対象、通常の食塩(Na 100%)10491例、代替塩(Na 75%、Ka 25%)10504例、中央値5.12年追跡、代替塩の継続率92%、代替塩群は対照群と比較して、脳卒中14%減少(RR 0.8695%CI 0.77~0.96 P=0.006)、主要心血管事象13%減少(RR 0.87 95%CI 0.80~0.94、P<0.001)、全死亡12%減少(RR 0.88、95%CI 0.82~0.95、P<0.001)、有意差を認めました。高カリウム血症の発生率は有意差なし(RR 1.04、94%CI 0.80~1.37、P=0.76)でした。ベースラインからの降圧平均差は、収縮期血圧-3.3mmHg(95%CI -4.5~-2.2mmHg)、拡張期血圧-0.7mmHg(同-1.4~0.05mmHg)、24時間尿中Na-15mEg(-24~-6.7mEg)でした。
https://medical-tribune.co.jp/news/2021/0907538315
ナトリウム75%、カリウム25%の代替塩は血圧を下げて、心血管疾患、全死亡を減らすという中国からの報告です。ナトリウムが減った分、塩を多く掛けてしまい、最終的なナトリウム摂取量は結局同じでないかという意見もありましたが、24時間ナトリウム排泄量は確かに減っており、高カリウム血症が増える訳でもなく、中断率も低いとのことで、良さそうです。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34459569

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