2021/8/29、ST上昇なしの院外心停止後の血管造影について調べた研究「Angiography after Out-of-Hospital Cardiac Arrest without ST-Segment Elevation」の結果が発表されました。
ST上昇なし、院外心停止、蘇生例において、すぐに血管造影を実施する戦略は、遅延、選択的な戦略と比較して、30日全死亡リスクにおいて有益性を認めませんでした。
https://www.nejm.org/doi/10.1056/NEJMoa2101909
「TOMAHAWK」試験の結果です。心停止の原因として冠動脈病変が疑われない例も含むルーチンの血管造影は予後を改善しないことという報告です。メディカルトリビューンでも記事になっていました。
https://medical-tribune.co.jp/news/2021/0909538375
2021/8/29、ST上昇なしの院外心停止後の血管造影について調べた研究「Angiography after Out-of-Hospital Cardiac Arrest without ST-Segment Elevation」の結果が発表されました。