日本心不全学会「血中BNPやNT-proBNPを用いた心不全診療に関するステートメント2023年改訂版」が発表されました。

BNPとは、心臓への負担(心筋の伸長ストレスによる壁応力)に応じて分泌、上昇するペプチドホルモンで、心不全マーカーとして有用です。NT-proBNPも同様です。心臓への負担で上昇するため、心不全以外にも、高血圧、不整脈等でも上昇します。BNP/NT-proBNPが上昇している場合、何らかの原因で心臓へ負担が掛かっていることがわかりますが、その原因まではわかりません。原因を調べるためには心エコー等の精密検査を追加します。
http://www.asas.or.jp/jhfs/topics/bnp20231017.html

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