フリースタイルリブレに関してよくあるご質問等をまとめました。

2017/08/19

※2017/10/12追記、フリースタイルリブレについて当院の指針を更新しました。お問合せの際には、こちらを必ずお読みください。→https://ochanomizunaika.com/2017-1012

お茶の水内科では2017年3月から、アボット社の持続グルコースモニタリングシステム「FreeStyleリブレ」を導入しています。最近、フリースタイルリブレに関して多くお問い合わせをいただくので、よくあるご質問等をまとめました。

→https://ochanomizunaika.com/2017-0315

今まで、1型糖尿病患者さんでより精密でリアルタイムな血糖モニタリングをご希望の方、2型糖尿病でインスリン療法中で無自覚低血糖や食後高血糖のモニタリングにご活用したい方、または糖尿病専門医の主治医からの奨めなど、多くの糖尿病患者さんがリブレをご利用されています。2017年8月現在自費ですので、糖尿病ではないけれど、食後の血糖変動や糖質制限の効果などをよりセルフチェックをご希望の方などもご活用されています。詳しくはアボット社のページをご覧ください。

アボットジャパンプレスリリース→http://www.abbott.co.jp/media-center/press-releases/11-28-2016.html

FreeStyleリブレ→http://myfreestyle.jp/products/freestyle-libre-system.html

2017年8月現在費用は自費で、本体7500円（税込）、センサー7500円（税込）です。本体は必ず一台必要で、センサーは1回分が使い切りで14日分です。購入例としては、本体1個とセンサー1個、本体1個とセンサー2個、本体1個とセンサー4個など、になります。自費であるのが難点ですが、中にはセンサーを2ヶ月分や3ヶ月分など継続して購入していかれる方もいらっしゃいます。いつ保険適応されるのかというご質問をしばしばいただくのですが、そろそろという噂はよく聞くのですが、2017年8月19日現在まだ確定的な情報は入って来ていません。また、保険適応されたとしても、インスリン療法中で頻回の自己血糖測定管理が必要な糖尿病患者さんが対象ではないかという噂ですが、噂はあくまで噂なのでまだ正確なことはわかっていません。発売初期は日本では品薄でなかなか手に入らない時期もありましたが、最近はやや状況は改善されています。ただ、取り寄せに日数が掛かる場合もありますので、必ず事前に一度お問い合わせください。

最近リブレの問い合わせが異様に多いなあと思っていたら、「フリースタイルリブレ　東京」で検索一位にヒットしているようでビックリしました。当院は特にリブレ専門のクリニックではなく、普通の内科、循環器内科ですので念のためご確認ください。予約制ではありません。診療受付時間内に直接受付までお越しください。