基礎疾患に心筋梗塞がある場合の心室期外収縮のリスク分類「Lown分類」についてまとめました。
【Lown分類】
Grade0:心室期外収縮なし
Grade1:散発性(1時間に30回未満)
Grade2:散発性(1時間に30回以上)
Grade3:多形性(期外収縮波形の種類が複数あるもの)
Grade4a:反復性(2連発)
Grade4b:反復性(3連発)
Grade5:早期性(R on T現象)
Gradeが上がるほど危険な期外収縮であるとされていますが、基礎疾患に心筋梗塞がある場合の危険度分類であり、基礎疾患のない場合は、検診など心筋梗塞とは無関係の場面ではあまり有用ではないとされています。症状、年齢、家族歴、リスク因子等によって冠動脈やホルター心電図にて精査していきます。
→http://www.cardiac.jp/view.php?lang=ja&target=pvc3.xml
基礎疾患に心筋梗塞がある場合の心室期外収縮のリスク分類「Lown分類」についてまとめました。