糖尿病治療の基本は食事療法と運動療法です。減量、メタボリック症候群、糖尿病の食事療法として糖質制限が注目されています。会社の検診をきっかけに糖尿病が見付かり当院受診し、HbA1cで10近くあった方が、まずはどうしても食事療法と運動療法で治療を頑張りたいということで、当院としてもその方針に添って応援していたところ、本当に食事療法と運動療法だけでHbA1cが6台まで下がった方がおり、糖尿病治療の基本はやはり食事療法と運動療法にあるのだなあと改めて実感した次第です。薬で使って治療するか薬を使わないで治療するかに必要以上にこだわる人がいますが、大切なことは糖尿病の合併症を起こさないことが目的であり、HbA1cの目標値を達成することです。そのための手段として食事療法、運動療法、薬物療法であり、HbA1cがしっかり下がっていればその手段は何でもOKです。院内に冊子を設置しておきましたのでご自由にお持ちください。