2021/1/21、待機的経皮的冠動脈形成術における心臓周術期心筋損傷、梗塞、死亡率について調べた蓄積解析「Cardiac procedural myocardial injury, infarction, and mortality in patients undergoing elective percutaneous coronary intervention: a pooled analysis of patient-level data」の結果が発表されました。慢性冠症候群、ベースラインで正常心筋トロポニン値において、経皮的冠動脈形成術後の心筋トロポニン値上昇、タイプ4a心筋梗塞は1年後の死亡率と関連、周術期合併症、新規の心筋虚血の所見のない主要周術期心筋損傷を検出するのに有用である可能性があります。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33257958
周術期の心筋トロポニン値が術後の予後と関連していたとの報告です。「心筋梗塞type 4a」とは、「Fourth universal definition of myocardial infarction 2018」における経皮的冠動脈形成術関連心筋梗塞のことです。
https://ochanomizunaika.com/15673