2021/3/9、ST上昇型心筋梗塞後、エベロリムス溶出性ステントとベアメタルステントの10年追跡を比較した研究「10-Year Follow-Up of Patients With Everolimus-Eluting Versus Bare-Metal Stents After ST-Segment Elevation Myocardial Infarction」の結果が発表されました。

2021/3/9、ST上昇型心筋梗塞後、エベロリムス溶出性ステントとベアメタルステントの10年追跡を比較した研究「10-Year Follow-Up of Patients With Everolimus-Eluting Versus Bare-Metal Stents After ST-Segment Elevation Myocardial Infarction」の結果が発表されました。10年追跡の結果、エベロリムス溶出性ステントは、一次経皮的冠動脈形成術を必要とするST上昇型心筋梗塞において、ベアメタルステントと比べて、症例、デバイス関連複合転帰の複合において、優越性を認めました。5年から10年の追跡においては、デバイス不良関連有害心血管事象の発生率は両群とも低値でした。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33663733
「EXAMINATION」試験の10年追跡結果です。ベアメタルステントと比べて薬剤溶出性ステントのほうが有害事象が少なかったとの報告です。現在はほとんどのステントが薬剤溶出性ステントです。

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