2021/3/8、魚の摂取と心血管疾患、死亡率の関係について調べた研究「Associations of Fish Consumption With Risk of Cardiovascular Disease and Mortality Among Individuals With or Without Vascular Disease From 58 Countries」の結果が発表されました。

2021/3/8、魚の摂取と心血管疾患、死亡率の関係について調べた研究「Associations of Fish Consumption With Risk of Cardiovascular Disease and Mortality Among Individuals With or Without Vascular Disease From 58 Countries」の結果が発表されました。4つのコホート研究の蓄積解析の所見の結果、魚の摂取が週最低限175g(約2サービング)は心血管疾患の既往あり群において、主要心血管疾患、死亡率のリスク低下と関連を認めましたが、一般集団においてはそうではありませんでした。魚の摂取、特に魚油の摂取は血管疾患の既往あり群の臨床転帰を改善するか無作為化試験によって評価が必要です。詳しくは論文をご覧ください。
https://jamanetwork.com/journals/jamainternalmedicine/article-abstract/2777338
魚の摂取は一般的に心血管疾患に予防的に作用すると考えられていますが、58ヶ国、4つのコホート研究の蓄積解析の結果、その効果は心血管疾患の既往のある例に限られるかも知れないという報告です。

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