2021/7/29、発症早期の1型糖尿病に対するimatinib治療の多施設無作為化二重盲検プラセボ対照第II相試験「Imatinib therapy for patients with recent-onset type 1 diabetes: a multicentre, randomised, double-blind, placebo-controlled, phase 2 trial」の結果が発表されました。
https://www.thelancet.com/journals/landia/article/PIIS2213-8587(21)00139-X/fulltext
成人、発症早期の1型糖尿病において、26週間のimatinib治療コースは12ヶ月後のβ細胞機能を維持しました。imatinibは1型糖尿病の新規の治療選択肢になる可能性があります。さらなる懸念として、治療期間中の至適用量の決定、小児における安全性、有効性、他の薬剤との併用、リスク集団における進行遅延または予防の有効性、有害性のモニタリングが必要です。チロシンキナーゼ阻害薬イマチニブの1型糖尿病に対する第II相試験の結果です。第III相試験で有効性、安全性が確認されれば新規の治療法の登場となる可能性があります。
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/lancet/202107/571219.html
2021/7/29、発症早期の1型糖尿病に対するimatinib治療の多施設無作為化二重盲検プラセボ対照第II相試験「Imatinib therapy for patients with recent-onset type 1 diabetes: a multicentre, randomised, double-blind, placebo-controlled, phase 2 trial」の結果が発表されました。