2021/7/22、身体活動とCOVID-19感染、重症化、死亡率の関係を調べた研究「Physical activity and the risk of SARS-CoV-2 infection, severe COVID-19 illness and COVID-19 related mortality in South Korea: a nationwide cohort study」の結果が発表されました。SARS-CoV-2陽性2295例、推奨レベルの運動量を実施している群はそうでない群と比較してSARS-CoV-2感染22%減少（aRR 0.78; 95% CI 0.66 to 0.92）、重症化38%減少（aRR 0.62; 95% CI 0.43 to 0.90）、死亡83%減少（aRR 0.17; 95% CI 0.07 to 0.98）を認めました。推奨レベルの身体活動を実施している成人はSARS-CoV-2感染、COVID-19重症化、COVID-19関連死亡の尤度比の減少と関連がありました。本所見は身体活動の実施はCOVID-19に対して潜在的に有益性、公衆衛生的価値を示唆しています。
https://bjsm.bmj.com/content/early/2021/07/21/bjsports-2021-104203
運動習慣のある人はそうでない人と比べて、COVID-19重症化、死亡リスクが低いという報告です。