喫煙、血栓症のリスクのある薬剤、長時間のフライトなど、下肢深部静脈血栓症、肺血栓塞栓症があります。以前は、当院においてDダイマーの迅速検査や下肢血管エコー、凝固検査、造影CTの手配など、やっていたこともありましたが、採血結果や造影CTの検査の結果が出るのが一週間後などになってしまうことから、2017年11月以降、現在の主治医とよく相談していただく、必要があれば現在の主治医から診療情報提供書を発行してもらい、総合病院を受診していただく、という方針としました。低用量ピル内服中は喫煙をしてはいけないこと、喫煙を辞める気がないのであれば低用量ピルを内服してはいけないこと、そもそも医療保険のルールとして自費薬の合併症等の検査に掛かる費用も自費になること、インターネット等で海外等から自己判断で購入した薬剤に関しての診療は日本の医療保険は効かないこと、など、丁寧に説明してもなかなか理解していただけないことが多く、当院においては今後の対応は難しいと判断しました。全ての医薬品には副作用がありますので、医師の診察、薬剤師からの服薬指導が必要です。インターネットで購入した医薬品、自己判断の場合、医薬品の安全性は保証されません。また、処方医も自分が処方した薬剤の合併症の対応まで責任を持つべきであり、低用量ピルを処方しておいて必要な検査はしない、適切な医療機関の紹介もしない、というクリニックが世の中にあるようですが、処方医としての責任を果たしていないと考えています。現在の主治医にて適切な検査を行うか、対応困難な場合は現在の主治医から診療情報提供書(紹介状)を発行してもらい、総合病院を受診するようにしてください。現在の主治医が検査をしてくれないとか、紹介状を発行してくれない、などと当院に言われましても当院からは解決は困難です。合併症の対応までちゃんと出来る主治医をしっかりと選んでください。医療機関の探し方は東京都の医療機関案内サービス「ひまわり」をご活用ください。
→http://www.himawari.metro.tokyo.jp/qq/qq13tomnlt.asp
【お茶の水内科の診療指針】
お茶の水内科の診療方針をまとめました。当院を受診の際には下記お茶の水内科の診療方針をよくお読みにいただき、ご確認の上受診ください。
・当院の専門は循環器内科です。専門は狭心症、心筋梗塞などの冠動脈疾患、心房細動を始めとする不整脈、慢性心不全などの循環器疾患、高血圧症、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病です。
・当院は点滴設備、便検査設備、入院設備がありません。ご希望の場合は他の医療機関を受診ください。当院は大人を対象とした循環器内科です。小児、妊娠中、授乳中の場合はそれぞれの専門科を受診ください。東京都の医療機関案内サービス「ひまわり」をご活用ください。
→http://www.himawari.metro.tokyo.jp/qq/qq13tomnlt.asp
・当院は抗菌薬の適正使用を守ります。抗菌薬の不適切な使用は無効であるばかりか、地域に耐性菌リスクを増やし、地域の感染症治療を困難にするなど有害です。抗菌薬が必要かどうかは医師が診察し、医師が判断します。医師に抗菌薬の処方を強要するなど、診療に支障、他の患者さんに迷惑が掛かる場合には他の医療機関をご案内していますので何卒ご了承ください。
・当院は呼吸器内科ではありません。咳症状が長引く場合、特に3週間以上、8週間以上長引く場合はそれぞれ遷延性咳嗽、慢性咳嗽と呼び、原因の鑑別が多岐に渡ります。呼吸器内科をご受診ください。
→https://ochanai.com/persistentcough
・当院は消化器内科ではありません。嘔吐や下痢など急性の消化器症状に対して、設備の関係上、当院で対応可能なこととそうでないことがあります。消化器内科をご受診ください。
→https://ochanomizunaika.com/2017-0716
・当院の対応言語は日本語です。外国語対応が望ましいと判断される場合には外国語対応可能な医療機関を案内しています。下記の東京都の医療機関案内サービス「ひまわり英語版」をご活用ください。
→https://www.himawari.metro.tokyo.jp/qq/qq13enmnlt.asp
・当院は予約不要です。診療受付時間に直接受付までお越しください。混み合い具合はその時になってみないとわかりません。目安表をまとめましたのでご参考ください。
→https://ochanomizunaika.com/2017-0825
・保険証は毎月確認しています。保険証が変わっていても変わっていなくても、そのことを確認するために保険証を確認しています。保険証が確認出来ない場合、当日10割お預かり、後日精算となります。