2020年5月、赤羽に開業予定の「赤羽内科・腎臓内科」が腎臓リハビリテーションのクラウドファンディングを開始しました。院長は森維久郎先生です。2年ほど前まで、お茶の水循環器内科にて外来をやっていただいていました。腎臓内科医として透析クリニックではなく、透析予防のためのクリニックが必要であると、このたび開業を決意されました。腎臓リハビリテーションとは聞き慣れない言葉かも知れませんが、近年、腎臓病の重症化予防のためには、食事療法だけでなく運動療法も重要であることが明らかになって来ています。このたび、腎臓リハビリテーションのためのクラウドファンディングプロジェクトを立ち上げました。詳しくは下記ページをご覧ください。
→https://challenge.antaa.jp/product/00006
世の中には救える病気とそうでない病気があります。その中で、医師の役割というのは予防可能な病気を減らすことを一つづつやっていくこと以外にありません。日本の医療は病気になってから医療機関に来ることが多く、予防医療が進んでいません。大きな自覚症状がない状態でいかに予防医療を介入、継続するか、大きな課題です。病気にならない、病気を進行させないためのクリニックが今後もっと増えて行くのではないでしょうか。