2020/2/28(金)、心臓リハビリテーション後のスマートフォンアプリケーションの長期効果について調べた研究「Long-term follow-up with a smartphone application improves exercise capacity post cardiac rehabilitation: A randomized controlled trial」の結果をまとめました。

2020/2/28(金)、心臓リハビリテーション後のスマートフォンアプリケーションの長期効果について調べた研究「Long-term follow-up with a smartphone application improves exercise capacity post cardiac rehabilitation: A randomized controlled trial」の結果をまとめました。心臓リハビリテーション(cardiac rehabilitation)後のスマートフォンアプリケーションによる個別のフォローアップ介入が、長期の運動能に与える影響を調べるために、心臓リハビリテーションを行った113例を対象に、アプリケーションによる介入群と、通常通りのリハビリテーションのみを行う対称群に分け、1年後の最大酸素摂取能(peak oxygen uptake: VO2peak)、運動パフォーマンス指標として、疲れを感じるまでの時間(time to exhaustion)、最大傾斜(peak incline)、最大速度(peak velocity)、体重、安静時血圧、脂質、中性脂肪、運動習慣、QOL 、健康状態、自己設定目標の達成などについて追跡しました。結果、アプリケーション介入群はVO2peakに有意に改善(2.2 ml/kg/min 95%CI 0.9–3.5 p<0.001)を認めました。統計学的な有意差は、運動パフォーマンス、運動習慣、自己設定目標の達成においても認めました。詳しくは論文をご覧ください。
https://journals.sagepub.com/doi/10.1177/2047487320905717
アプリケーションの機能としては自己目標の設定、心臓リハビリテーションのセルフメニューの作成、リマインド機能、服薬アドヒアランスサポート機能等とのことです。簡単な仕掛けではありますが、1年後の運動能に改善を認めたというのは驚くべき効果です。デジタルヘルス時代の幕開けですね。

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