2020/5/1(金)発行のクリニック総合情報誌「クリニックばんぶう」2020年5月号Vol.470にてお茶の水循環器内科の電話診療スターターガイドの内容が掲載されました。新型コロナウイルスの感染拡大で、感染症を受け入れる急性期病院において医療崩壊危機が起きている一方で、いわゆる地域医療を担う一般の診療所において経営危機が起こり始めています。クリニック経営を取り巻く環境は、この1、2ヶ月で大きく変わりました。具体的には、今までの多くの開業医は自分の専門性を活かした専門標榜科を一つ決めて、さらに地域医療のため内科や小児科を標榜するというのがよくある開業スタイルの定石だったのですが、感染リスクの恐れや外出抑制の流れから、不要不急の受診控え現象が起きており、一部のクリニックによっては経営危機に陥っています。不要不急の受診控えの中には、セルフメディケーション等で対応可能なものも少なくありませんが、病気によっては治療継続が必要なものもあります。感染リスクの防止と治療継続の両立の解決策の一つとして、電話診療があります。医療機関サイドも患者サイドも電話があればその日から始めることが可能です。「LINEやZOOMでは対応できない」と言っているオンライン診療システム業者の方がいるようですが、LINEやZOOMで実際に何の問題もありませんし、電話があれば特別な設備やシステムは不要で、その日から始めることが可能なのが電話診療です。電話診療とオンライン診療の違い、電話診療の具体的な準備、電話診療の具体的な流れ、電話診療の支払い、オンライン診療の役割、初診について等、記事を執筆しました。詳しくは「クリニックばんぶう」2020年5月号をご覧ください。
http://www.jmp.co.jp/bamboo/new
https://www.amazon.co.jp/dp/4864398844
電話診療スターターガイドについては一般公開していますのでご自由にご覧ください。
「(医療機関向け)「電話診療スターターガイド」を作りました。」→https://speakerdeck.com/igakeso/telemedicinestarterguide20200411
2020/5/1(金)発行のクリニック総合情報誌「クリニックばんぶう」2020年5月号Vol.470にてお茶の水循環器内科の電話診療スターターガイドの内容が掲載されました。