2020/4/17(金)、COVID-19と凝固異常の管理に関する国際血栓止血学会の暫定ガイダンス「ISTH interim guidance on recognition and management of coagulopathy in COVID-19: A Comment」の内容をまとめました。国際血栓止血学会(International Society on Thrombosis and Hemostasis: ISTH)は、全世界の地域でパンデミックを起こしているCOVID-19の重症凝固異常に対して、疾病モニタリング、低分子量ヘパリン(low molecular weight heparin)の予防的治療戦略播種性血管内凝固(disseminated intravascular coagulation: DIC)の重要な兆候、臨床の実用、血栓性、出血合併症等について暫定ガイダンスを発表しました。重症な過凝固状態、呼吸器、臓器不全の進行も含む、未分化ヘパリンによる生命を脅かす微小、大血管血栓症を防ぐための全身性の抗凝固療法についての内容です。詳しくは下記、国際血栓止血学会のページをご覧ください。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/32302462
日経メディカルに暫定ガイダンスの要約記事がありました。
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/t344/202005/565385.html
2020/4/17(金)、COVID-19と凝固異常の管理に関する国際血栓止血学会の暫定ガイダンス「ISTH interim guidance on recognition and management of coagulopathy in COVID-19: A Comment」の内容をまとめました。