より精度の高い心筋梗塞の検査が出来るようになりました。

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急な胸の痛み症状で、心血管疾患のリスクがあれば狭心症や心筋梗塞の可能性を考えて検査を進めていく必要があります。当院では心筋梗塞の迅速検査として、以前からトロポニンT迅速検査(トロップTセンシティブ、感度31.9%、特異度96.3%)を採用していましたが、このたび、さらに早期の感度の高い、心臓由来脂肪酸結合蛋白迅速検査(ラピチェックH-FABP、感度91.5%、特異度55.6%)を導入しました。感度の高いラピチェックと心筋特異性の高いトロップTと併用することによってより精度の高い迅速検査が可能な体制となりました。狭心症を否定出来ない場合は心臓CTまたは心臓MRIと詳しい検査を進めていく場合もあります。いずれにせよ、急な胸の痛みの症状は放置せず早めにご相談ください。


 

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