2020/5/20(水)、超速効型インスリンアナログ製剤「インスリンリスプロ(ルムジェブ)」が薬価収載されました。作用発現時間15分以内、最大作用時間2時間と、即効性が特徴です。「ルムジェブ」の有効成分は、インスリンリスプロで、既存のヒューマログと同じですが、添加剤として配合されているトレプロスチニル、クエン酸の注射部位の血管拡張作用、血管透過性亢進作用によって、血中吸収の速度が早くなり、ヒューマログよりも効果が早く発現するとのことです。超速効型インスリン製剤は他に、インスリンアスパルト(ノボラピッド)、インスリンリスプロ(ヒューマログ)、インスリングルリジン(アピドラ)があります。日経メディカルに詳しい記事がありました。
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/series/drug/update/202005/565632.html
有効成分そのものは変えずに、添加物の作用によって効果発現が早まり、新薬になるというのもあるんですね。
2020/5/20(水)、超速効型インスリンアナログ製剤「インスリンリスプロ(ルムジェブ)」が薬価収載されました。