2017/5/1、サウナ浴と認知症、アルツハイマー病の関係について調べたフィンランドの研究「Sauna bathing is inversely associated with dementia and Alzheimer’s disease in middle-aged Finnish men」の要旨をまとめました。

2017/5/1、サウナ浴と認知症、アルツハイマー病の関係について調べたフィンランドの研究「Sauna bathing is inversely associated with dementia and Alzheimer’s disease in middle-aged Finnish men」の要旨をまとめました。サウナの反復性の高温暴露と認知症リスクの関係は十分にわかっていませんでした。サウナ浴の頻度が認知症、アルツハイマー病リスクと関連しているかどうかを調べるために、前向き住民研究を実施しました。1984年から1989年、フィンランド、登録時42歳から60歳、健康男性2315例を対象に、サウナ浴の頻度、「Kuopio Ischaemic Heart Disease population-based prospective cohort study」を実施しました。潜在性の交絡因子調整後、CoX回帰モデルにて、認知症、アルツハイマー病のハザード比、95%信頼区間を算出しました。結果、中央値20.7年間追跡、認知症203例、アルツハイマー病123例、診断を受けました。年齢、アルコール摂取、BMI、収縮期血圧、喫煙、2型糖尿病、過去の心筋梗塞、安静時心拍数、血清LDLコレストロール値等調整後解析の結果、週1回サウナ浴の群と比べて、認知症のハザード比は週2-3回サウナ浴0.78(95% CI: 0.57-1.06)、週4-7回サウナ浴0.34(95% CI: 0.16-0.71)でした。アルツハイマー病のハザード比は週2-3回0.80(95% CI: 0.53-1.20)、週4-7回0.35(95% CI: 0.14-0.90)でした。フィンランドの男性集団において、中程度から高頻度のサウナ浴は認知症、アルツハイマー病リスク低値と関連を認めました。サウナ浴と認知症の潜在的メカニズムを確立するためにはさらなる研究が必要です。詳しくは論文をご覧ください。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27932366
サウナ浴と認知症の関係について調べたフィンランドの研究です。サウナに週4-7回入る人は、週1回以下の人と比べて、認知症66%減少、アルツハイマー病65%減少を認めたとの報告です。サウナと心疾患の関係は昨日まとめました。認知症に対しても予防的に作用するというフィンランドからの報告です。サウナ、恐るべしですね。
2015/2/23、サウナ浴と致死的心血管、全死亡事象の関係について調べたフィンランドの研究「Association Between Sauna Bathing and Fatal Cardiovascular and All-Cause Mortality Events」の要旨をまとめました。
https://ochanomizunaika.com/22506

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