2021/2/10、フリースタイルリブレ対応iOSアプリ「FreeStyleリブレLink」がリリースされました。

2021/2/10、フリースタイルリブレ対応iOSアプリ「FreeStyleリブレLink」がリリースされました。フリースタイルリブレは間質液中グルコース濃度を持続モニタリング可能な優れたデバイスです。フリースタイルリブレセンサー1回あたり、14日間、15分ごとに持続的に間質液中グルコース濃度を持続モニタリングします。詳しくはアボットのホームページをご覧ください。
https://www.abbott.co.jp/media-center/press-releases/02-10-2021.html
随時血糖、高血糖の検出、低血糖の検出、食事との関連の見える化、目標グルコース濃度の範囲内時間等、様々な情報が把握出来、最近では自己学習により血糖コントロールの改善、主治医とのコミュニケーションツールとして有用であることがわかって来ました。従来の指先穿刺型の自己血糖測定における針穿刺による侵襲、血液漏出、感染性廃棄物、周囲への配慮等の様々な負担が大幅に軽減されます。アプリのダウンロードは下記URLから可能です。
https://apps.apple.com/jp/app/id1449296861
お茶の水循環器内科では、患者さんと相談のもと、フリースタイルリブレの導入を積極的に実施しています。食事との関連性の見える化による自己学習、自己管理能力の向上、血糖コントロールの自己管理意欲の向上、血糖コントロールは良くなる例が多いです。デメリットはやはりコストで、保険適応のルール上、2021年2月現在「強化インスリン療法中」であることが保険適応の条件となっており、それ以外の場合は自費になります。コストはかかりますが、今までの経験上、真剣にやれば必ず血糖コントロールは改善しますので、やる価値はあると感じています。詳しくは主治医とご相談ください。院内には数カ月分を目安にある程度の在庫は用意していますが、リブレユーザーの受診が偶然重なると後日取り寄せになります。事前にお問合せいただいたほうが確実です。

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