2021/2/5、2型糖尿病におけるデジタルヘルステクノロジーを活用した支援、経済、教育、社会資源の役割について調べた研究「The role of economic, educational and social resources in supporting the use of digital health technologies by people with T2D: a qualitative study」の結果が発表されました。本研究の結果、2型糖尿病のセルフケアの支援のためのデジタルヘルステクノロジーのアクセス、活用においては、デジタルスキルの低さ、デジタルヘルス介入のコストの高さが障壁となる可能性が示唆されました。しかしながら、ソーシャルネットワーク、ソーシャル環境はこれらの課題を解決するレバレッジとなる可能性があります。もしデジタル介入が医療の不平等を改善するのであれば、デジタルヘルステクノロジーの開発、応用において、障壁、アクセス設備、使用は考慮されなければならないだろうと論文ではまとめています。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33546661
糖尿病のデジタルヘルスサポートの論文です。アメリカでは糖尿病の行動変容アプリがすでにFDAの承認を得ています。経口血糖降下薬と同じように、結果的に血糖コントロール改善作用を認めるのであればそれは広い意味で医薬品医療機器と同じものとして扱うというのがデジタルヘルスの考え方です。
2021/2/5、2型糖尿病におけるデジタルヘルステクノロジーを活用した支援、経済、教育、社会資源の役割について調べた研究「The role of economic, educational and social resources in supporting the use of digital health technologies by people with T2D: a qualitative study」の結果が発表されました。