2021/3/23、心不全と年齢依存関係について調べた研究「Age dependent associations of risk factors with heart failure: pooled population based cohort study」の結果が発表されました。若年者は高齢者と比べて、心不全の絶対リスク、発生率は高くないにも関わらず、若年者の心不全は修正可能な危険因子の寄与リスクの関連性が強く、生涯の予防への取り組みの重要性の強調されます。
https://www.bmj.com/content/372/bmj.n461
若年者の心不全のほうが危険因子との相関が強いという報告です。具体的には、人口寄与危険度は若年者は高齢者を比べて、肥満(21% v 13%)、高血圧(35% v 23%)、糖尿病(14% v 7%)、喫煙(32% v 1%)と若年者のほうが高い結果を認めました。心不全の原因として、高齢になればなるほど加齢の要素が大きくなり、反対に若年になればなるほど加齢以外の原因の影響が大きくなるという結果だと言えるでしょう。日経メディカルでも記事になっていました。
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/bmj/202104/569878.html
2021/3/23、心不全と年齢依存関係について調べた研究「Age dependent associations of risk factors with heart failure: pooled population based cohort study」の結果が発表されました。