2021/5/13、駆出率の低下した心不全、高血圧において収縮期血圧と転帰の関係を調べた研究「Systolic Blood Pressure and Outcomes in Older Patients with HFpEF and Hypertension」の結果が発表されました。

2021/5/13、駆出率の低下した心不全、高血圧において収縮期血圧と転帰の関係を調べた研究「Systolic Blood Pressure and Outcomes in Older Patients with HFpEF and Hypertension」の結果が発表されました。駆出率の低下した心不全、高血圧、高齢者において、収縮期血圧130mmHg以上と比べて、新規目標として収縮期血圧130mmHg未満は転帰と関連を認めませんでしたが、収縮期血圧120mmHg未満は死亡リスク高値と関連、再入院とは関連を認めませんでした。至適収縮期血圧治療目標を評価するためにはさらなる前向き研究が必要です。
https://www.amjmed.com/article/S0002-9343(20)30812-3/fulltext
高血圧、駆出率の低下した心不全の場合は、血圧120mmHg未満に下げないほうが良さそうとの報告です。

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