2021/6/2、2型糖尿病、基礎インスリン治療中の血糖コントロールにおいて持続グルコースモニタリングの有用性について調べた研究「Effect of Continuous Glucose Monitoring on Glycemic Control in Patients With Type 2 Diabetes Treated With Basal Insulin A Randomized Clinical Trial」の結果が発表されました。

2021/6/2、2型糖尿病、基礎インスリン治療中の血糖コントロールにおいて持続グルコースモニタリングの有用性について調べた研究「Effect of Continuous Glucose Monitoring on Glycemic Control in Patients With Type 2 Diabetes Treated With Basal Insulin A Randomized Clinical Trial」の結果が発表されました。
2型糖尿病、追加インスリンなしで基礎インスリン治療、コントロール不良において、持続血糖モニタリングは血糖測定器モニタリングと比較して、8ヶ月後のHbA1c値の有意な低下を認めました。
https://jamanetwork.com/journals/jama/fullarticle/2780593
持続血糖モニタリング群において、8ヶ月後のHbA1c値(9.1% at baseline to 8.0% vs 9.0% to 8.4% adjusted difference, −0.4% [95% CI, −0.8% to −0.1%]; P = .02)、70-180mg/dLの目標血糖範囲内の平均時間(59% vs 43% adjusted difference, 15% [95% CI, 8% to 23%]; P < .001)、250mg/dL超の平均時間(11% vs 27% adjusted difference, −16% [95% CI, −21% to −11%]; P < .001)、平均血糖値(179 mg/dL vs 206 mg/dL adjusted difference, −26 mg/dL [95% CI, −41 to −12]; P < .001)、全てにおいて有意差を認めたとの結果です。HbA1cの低下は1.1%減少で差0.4%ではありますが、有意差を認めました。持続血糖モニタリング、すごいですね。

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