2021/6/18-6/20、オンラインにて開催された「第64回日本腎臓学会」にて、SGLT2阻害薬の貧血への影響について発表されました。

糖尿病の外来2063例、SGLT2阻害薬使用群723例は非使用群1340例と比較して高いHb値、低い貧血の発生率で、貧血、糖尿病197例、対照群197例、条件付きロジスティック回帰解析の結果、SGLT2阻害薬使用は貧血リスクの有意な低下(OR 0.35、95%CI 0.21~0.58)を認め、SGLT2阻害薬使用群98例、非使用群98例、傾向スコアマッチング解析、3カ月後、6カ月後、12カ月後のHb値は、非使用群では低下、使用群では上昇、ベースライン調整後平均群間差は3カ月0.5g/dL、6カ月0.7g/dL、12カ月0.8g/dLを認めました。詳しくはメディカルトリビューンの記事をご覧ください。
https://medical-tribune.co.jp/news/2021/0623536957
SGLT2阻害薬で貧血が改善するという報告です。試す価値はありますね。

PAGETOP